アモンティラードの樽★ポーの名作?
世界初の推理小説『モルグ街の殺人』で知られるエドガー・アラン・ポーの作品です。
これは推理することはないからサスペンスなのでしょうが。
アモンティリードとは、シェリー酒の一種です。知識をひけらかすワイン通に復讐する男が主人公です。復讐劇はどこにでも見られますが…舞台は祭りの夜の気味の悪い地下室。白骨が積み重なるカタコンベにそのアモンティリードがありそこが事件の現場になります。
文章は短くて無駄がない。なかなか理解しづらい。それは私の理解力不足かもしれません。何度も読んでなんとなく分かりました。こんな舞台は日本にはなさそうです。逆に日本にあるものがよその国にないということもあります。
おぼろげに話が見えた時に、これはモチーフになる事件があったのでは❔と思いました。いろいろ解説を探してみると、やはりそうでした。ポーの時代にも復讐心は殺人の動機となったのですね。人間って変わらない。
青空文庫の日本語版も書籍化されている日本語訳もよくできていると思われますが…日本語で読んでもすっと頭に入ってこないのは…私の読解力が…❔ とまた同じところに来てしまいます。設定が分かりにくいのか、文章が硬いのか、それとも私が……❔
いろいろ読んだり見たりしてさらに堂々巡りしてみることにします。
アモンティリャード飲んでみるかな❔
日本語もなかなか難しいと思う都会の村人。