金継ぎ【キンツギ】って何❓
"golden joinery"
「割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う」そうです。
これを知ったのは、佐藤可士和さんの『デザインペディア』の中でこの技が紹介されていたからです。金色の部分はカッコイイ模様だと思っていた。それが修繕の跡だとしって「修繕後の方が修繕前よりかっこいい!」となったそうです。前を知らないのに。
物を大事に使う精神にもつながりますが、それだけでは済まないという匠の技。日本人として誇らしくも感じます。
なぜか思い出したのは、顔の傷。あるドラマの中で、ナイフ刺されて顔に傷を負ったホストが「もう仕事に戻れない。職探しをしなくては…」と落ち込んでいたところ、「セクシーよ。あなたの顔って傷が似合うの」と友人のクラブのママに言われていた場面。
顔の傷さえもアクセントに変わり魅力にもなる。そこにデザインや技はないけれど。
お洒落な包帯やバンドエイドはあるかも❔
心の傷はどうなのでしょう❓