ウサギの島・毒ガスの島・大久野島は無人島?
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人口22名となっていますが、全員休暇村の従業員。純然たる島民はいません。現在では資料により無人島とされています。
以前は村上水軍の末裔が住んでいたとされています。昭和4年から終戦の昭和45年までは毒ガスが製造されていました。地図から外し秘密裡に製造されていたようです。
その後、昭和30年代にはレクリエーションの島、休暇村に。今も国内・海外から観光客の人気スポットです。
この島で観光名物といえば、アナウサギです。しかし、それはかつての毒ガスの実験用の外来種でなく、地元の小学校で飼われていた8匹の子孫という説が有力です。現在は繁殖して約1000匹のキュートな野生のアナウサギがこの島のマスコットとして人気を集めています。
しかし、この国の歴史に目を背けてはしゃいでいてはいけないのではないか?
語り継がなければならない負の遺産が…。
ウサギとじゃれあいながらも戦禍を振り返る。矛盾しているのかいないのか?
コロナが収まったら一度は訪れたい島です。
参考資料